ハイローチェアはいらない?後悔しない選び方と代用できる8選

育児が始まると、多くのママやパパが「ハイローチェア」の購入を検討されます。しかし、決して安くない買い物だけに「ハイローチェアはいらない」という意見を耳にすると、本当に必要かどうか迷ってしまうものです。今回は、実際のライフスタイルに合わせて後悔しない選択ができるよう、選び方の基準からおすすめ商品まで詳しく解説します。

目次

ハイローチェアがいらないか判断する基準

使用期間と頻度を確認

ハイローチェアを購入するかどうかを決める最大のポイントは、その「使用期間」をどう捉えるかです。一般的にハイローチェアは、新生児期から4歳頃(体重18kg程度)まで使えるように設計されています。しかし、実際に「簡易ベッド」として寝かしつけにフル活用できるのは、寝返りを始める生後5〜6ヶ月頃までというケースが少なくありません。このわずか半年足らずの期間のために数万円を投じるのが妥当かどうかが、判断の分かれ目となります。

一方で、離乳食が始まる時期からは「お食事用チェア」として活躍します。椅子として4歳まで毎日使い続けるのであれば、コストパフォーマンスは非常に高くなります。逆に、すでにダイニングチェアや専用のベビーチェアを別途用意する予定がある場合は、ハイローチェアの役目は半年で終わってしまう可能性が高いでしょう。ご自身が「いつまで」「どのような用途で」使いたいのかを明確にシミュレーションすることが、失敗を防ぐ第一歩となります。

部屋の広さと収納性

ハイローチェアは、想像以上に場所を取るアイテムです。設置面積としては、およそ新聞紙1日分程度のスペースが必要になります。さらに、スイング機能(揺れ)を利用する場合は、前後に動くためのゆとりも確保しなければなりません。都市部のマンションや限られたリビングスペースでは、この存在感が大きな圧迫感となることがあります。掃除機をかける際に動かす手間や、使わなくなった際の収納場所も考慮すべきポイントです。

もし、お部屋をできるだけ広く使いたい、あるいは移動を頻繁に行いたいという場合は、コンパクトに折りたためるバウンサーの方が適しているかもしれません。ハイローチェアにはキャスターが付いているため、同一フロア内での移動はスムーズですが、段差がある家や2階への持ち運びには不向きです。ご自宅の間取りや、日中の赤ちゃんの居場所をどこに据えるかを具体的にイメージし、生活動線を邪魔しないサイズ感かどうかを事前に確認しておきましょう。

寝かしつけ機能の要否

ハイローチェアの目玉機能といえば、心地よい揺れで赤ちゃんを眠りに誘うスイング機能です。これには電動タイプと手動タイプの2種類がありますが、特に電動タイプは「抱っこでないと泣き止まない」という時期の大きな助けになります。しかし、こればかりは赤ちゃんの性格(背中スイッチの敏感さ)との相性があります。すべての赤ちゃんがハイローチェアでスヤスヤ眠ってくれるわけではない、という点は理解しておく必要があります。

もし、すでに抱っこ紐での寝かしつけがスムーズにいっている場合や、添い寝で寝てくれる習慣がある場合は、高価なスイング機能は「いらない」かもしれません。逆に、ワンオペ育児の時間が長く、少しでも赤ちゃんを安全な場所に置いて家事を進めたい、あるいは寝かしつけの負担を物理的に軽減したいと切実に感じているなら、スイング機能は救世主になり得ます。ご自身の育児スタイルにおいて「揺らし」のサポートがどれだけ必要かを検討してみてください。

予算と代用品の有無

ハイローチェアの価格帯は、手動の安価なもので1万円台から、最新の電動モデルでは7万円を超えるものまで幅広いです。この予算があれば、他の育児用品を充実させることも可能です。例えば、寝返りまでの居場所としてなら「バウンサー」が代用になりますし、食事用としてなら「ハイチェア」や「ローチェア」がより安価で専門性の高い選択肢となります。これらを別々に購入した方が、結果的に安く済む場合もあります。

一方で、ハイローチェアの魅力は「一台多役」であることです。昼寝用のベッド、着替えの台、お風呂上がりの待機場所、そしてお食事椅子。これらすべての役割を一箇所に集約できるメリットに、価格相応の価値を感じるかどうかが重要です。また、最近ではメルカリなどのフリマアプリでのリセールバリューも高いため、綺麗に使って売却することを前提に予算を組むのも賢い方法です。他の代用品で事足りるのか、それとも一台で完結させたいのか、家計のバランスと相談して決めましょう。

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厳選したハイローチェアと代用アイテム8選

【コンビ】ネムリラ AUTO SWING BEDi Long

電動スイングの最高峰モデルです。1歳頃まで電動スイングが使える「ロングユース」設計が魅力。遮光性に優れた「スリープシェル」が、明るいリビングでも赤ちゃんに理想的な暗さを作り出します。

項目商品名
内容ネムリラ AUTO SWING BEDi Long スリープシェル EG
価格帯約60,000円〜70,000円
特徴1歳頃まで使える電動スイングと遮光フード搭載のフラッグシップモデル
公式サイト公式サイトはこちら

【アップリカ】ユラリズム オート プレミアム AC

赤ちゃんの入眠をサポートする独自の「入眠・あやしスイング」が特徴です。厚みのあるクッションは取り外して洗濯機で丸洗い可能。ママの抱っこのような揺れを再現しており、寝かしつけの強い味方になります。

項目商品名
内容ユラリズム オート プレミアム AC
価格帯約50,000円〜60,000円
特徴赤ちゃんの状態に合わせた2つのオートモードを搭載したハイグレードモデル
公式サイト公式サイトはこちら

【カトージ】スイングハイローラック ピッコロ

手動スイングタイプで、コストパフォーマンスを重視する方に最適です。横幅がスリムな設計になっており、限られたスペースでも設置しやすいのが嬉しいポイント。シンプルながら基本機能がしっかり備わっています。

項目商品名
内容スイングハイローラック ピッコロ
価格帯約12,000円〜15,000円
特徴省スペース設計で狭い場所でも使いやすい手動タイプのハイローラック
公式サイト公式サイトはこちら

【ベビービョルン】バウンサー Bliss Air

ハイローチェアの代用品として最も人気があるのがこちらです。メッシュ素材で通気性が良く、赤ちゃん自身の動きで優しく揺れます。軽量で持ち運びやすく、使わない時は完全にフラットに折りたためるのが最大の特徴です。

項目商品名
内容バウンサー Bliss Air(ブリスエアー)
価格帯約25,000円〜30,000円
特徴首すわり前から使えて、洗濯や持ち運びが非常に簡単なベストセラー
公式サイト公式サイトはこちら

【リッチェル】ふかふかベビーチェアR

お風呂でもリビングでも使える、ビニールタイプのエアーチェアです。ハイローチェアを買うほどではないけれど、一時的に座らせておきたい時に重宝します。低重心で安定感があり、使わない時は空気を抜いてコンパクトに収納できます。

項目商品名
内容ふかふかベビーチェアR
価格帯約2,500円〜3,500円
特徴お風呂上がりの待機やリビングでの座り練習に便利なエアーポンプ内蔵チェア
公式サイト公式サイトはこちら

【バンボ】ベビーソファ(専用腰ベルト入り)

「座る」ことに特化した、世界中で愛されるベビーチェアです。独自のカーブが赤ちゃんの体にフィットし、腰がすわる前(首すわり後)から正しい姿勢をサポート。お食事用のテーブルを後付けすることも可能です。

項目商品名
内容バンボ ベビーソファ
価格帯約9,000円〜11,000円
特徴柔らかいポリウレタン素材で、赤ちゃんの「座りたい」を叶える定番チェア
公式サイト公式サイトはこちら

【大和屋】すくすくチェア GL スリム

ハイローチェアの「お食事椅子」としての役割を重視するなら、最初から本格的な木製ハイチェアを選ぶのも手です。スリムタイプは幅がコンパクトで、日本の住環境にフィット。成長に合わせて座板と足置きの高さが細かく調整できます。

項目商品名
内容すくすくチェア GL スリム ガード付
価格帯約15,000円〜18,000円
特徴長く使える木製ハイチェアの定番。省スペースなスリムモデルが人気
公式サイト公式サイトはこちら

【cybex】レモ 3-in-1(長期利用モデル)

デザイン性と機能性を両立させたプレミアムなハイチェアです。別売りのバウンサーをセットすれば新生児から使用可能。ネジを使わずに片手で高さ調整ができるなど、使い勝手の良さは圧倒的です。インテリアを損なわない美しさがあります。

項目商品名
内容cybex LEMO 3-IN-1
価格帯約35,000円〜45,000円
特徴新生児から大人まで使える、ミニマルで洗練されたライフタイムチェア
公式サイト公式サイトはこちら

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商品を比較する際の具体的なチェック項目

手動か電動かの違い

ハイローチェア選びで最も大きな分岐点となるのが、スイング方式が「手動」か「電動」かという点です。電動タイプは、スイッチを押すだけで一定時間(多くのモデルで15分間)自動で揺れ続けてくれます。この「手が離せる」というメリットは絶大で、特に寝かしつけや、泣き止ませの負担を少しでも減らしたい場合には電動が強く推奨されます。ただし、モーターが入っているため本体が重く、価格も手動タイプの3倍〜5倍ほどになるのが一般的です。

対して手動タイプは、大人がそばにいて手で揺らしてあげる必要があります。「ずっとそばにいてあげたい」「コストを最小限に抑えたい」という場合にはこちらで十分です。また、手動タイプは構造がシンプルな分、故障のリスクが低く、重量も軽いため部屋間の移動がしやすいというメリットもあります。家事の合間に自動で揺らしてほしいのか、それとも大人の補助として揺れがあれば良いのか、ご自身の生活シーンを想像して選んでみてください。

本体のサイズと重量

検討の際には、カタログスペックの「幅・奥行き・高さ」を必ずチェックしてください。ハイローチェアは、キャスター付きで移動できることが利点ですが、日本の一般的な住宅のドア幅(約60〜70cm)に対して、ハイローチェアの幅も50〜60cm程度あります。少し傾いたり、角にぶつかったりするとスムーズに通り抜けられないこともあります。また、重量も電動モデルだと12kg〜15kg程度あり、女性が一人で持ち上げて階段を運ぶのはかなり骨が折れる作業です。

「寝室からリビングへ毎日移動させたい」と考えている場合は、キャスターの回転のしやすさ(4輪キャスターかどうか)も重要になります。2輪のみのタイプだと、方向転換が難しくストレスを感じるかもしれません。一方で、場所を固定して使うのであれば、重さは安定感に繋がります。置く場所を決めている場合はそのスペースを計測し、移動を前提とする場合はドアや通路の幅を測っておくことで、「買ったけれど動かせない」という失敗を防ぐことができます。

シートの洗濯しやすさ

意外と見落としがちなのが、シートのメンテナンス性です。赤ちゃんは汗をかきやすく、ミルクの吐き戻しやおむつ漏れ、さらには離乳食が始まれば食べこぼしで、シートはあっという間に汚れます。そのため「シートが簡単に取り外せるか」「洗濯機で丸洗いできるか」は非常に重要なポイントです。多くの最新モデルは洗濯機対応になっていますが、中には手洗いのみのモデルもあるため注意が必要です。

また、シートの素材自体が乾きやすいメッシュ素材かどうかもチェックしましょう。洗い替えの予備シートが販売されているモデルであれば、洗濯中も使い続けることができて安心です。お食事用として長く使うことを想定しているなら、汚れが染み込みにくい撥水加工のシートや、拭き取りやすい素材のものを選ぶと、日々の掃除の負担を劇的に減らすことができます。衛生面を保ちやすい設計かどうかは、長く愛用するための必須条件といえるでしょう。

付属品の充実度を確認

本体の性能だけでなく、付属品の有無も比較基準に含めましょう。例えば、離乳食に欠かせない「お食事テーブル」はほとんどのモデルに付属していますが、着脱のしやすさや前後へのスライド調整ができるかどうかを確認してください。また、日中の眠りを助ける「遮光フード(キャノピー)」は、リビングの照明や窓からの光を遮ってくれるため、非常に重宝します。これがあるかないかで、寝つきの良さが変わるという声も多いです。

さらに、新生児期に使用する「インナークッション」の質も重要です。コンビの「エッグショック」のように、衝撃吸収性に優れた素材が使われているものは、デリケートな赤ちゃんの頭を守る安心感があります。また、収納ボックスがサイドに取り付けられるモデルもあり、おむつや綿棒などの小物をまとめておけるのは便利です。これらオプション品を後から買い足すと割高になることもあるため、最初から必要なものがセットになっているかを確認しましょう。

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ハイローチェアを後悔なく活用するコツ

連続使用時間を守る

ハイローチェアを安全に、そして後悔なく使うための最も大切なルールは、メーカーが推奨する「連続使用時間」を守ることです。多くのハイローチェアでは、スイング機能の使用は1日合計で3〜4時間以内、1回の連続使用は15分程度、ベッドとしての使用は1回あたり60分以内と定められています。これは、ハイローチェアが構造上、完全な平らではなく、長時間の睡眠には赤ちゃんの骨格や体に負担がかかる可能性があるためです。

夜通しの睡眠(夜寝る時のベッド)として使うのは、安全性と発育の観点から推奨されていません。あくまで「日中の簡易ベッド」や「一時的な居場所」として活用するのが正解です。この制限を理解していないと、「夜泣き対策で一晩中使いたい」と思っていたのに使えなかった、という不満に繋がってしまいます。正しく時間を守って使うことが、赤ちゃんの健やかな成長を守り、製品を最大限に活かすコツとなります。

ベルトは必ず装着する

「うちの子はまだ動かないから大丈夫」という油断が、思わぬ事故を招きます。ハイローチェアは高さがあるため、万が一の転落は非常に危険です。生後数ヶ月の赤ちゃんでも、足を突っぱねて体がずり落ちたり、寝返りをしようとしてバランスを崩したりすることがあります。そのため、たとえ数分間だけ座らせる場合であっても、5点式ベルトは必ず正しく装着する習慣をつけましょう。

ベルトの締め付けを嫌がる赤ちゃんもいますが、安全のためには欠かせません。成長に合わせてベルトの長さをこまめに調整し、肩や腰に食い込みすぎず、かつ抜け出せない程度の余裕(指一本分程度)を持たせるのが理想です。また、腰が据わって動きが活発になってくると、立ち上がろうとして危険な場面も増えます。常にベルトを正しく使うことが、親の心の余裕にも繋がり、ハイローチェアを安全な聖域として機能させてくれます。

キャスターのロック確認

ハイローチェアには移動に便利なキャスターが付いていますが、設置場所を決めたら必ずすべてのキャスターをロックする癖をつけてください。ロックを忘れると、赤ちゃんが動いた反動で本体が予期せず動いてしまったり、上の子が不用意に押してしまったりして、家具に衝突したり転倒したりするリスクがあります。特にフローリングなどの滑りやすい床面では、ロックの重要性が増します。

また、キャスターの周りにコード類や小さなおもちゃが落ちていないかも注意が必要です。移動させる際にこれらを巻き込むと、急に動かなくなって本体がバランスを崩すことがあります。掃除の際などに頻繁にロックを解除して動かす場合は、再び定位置に戻した時に「カチッ」とロック音がするまでしっかり固定することを確認しましょう。この一手間が、家庭内での不慮の事故を未然に防ぎ、安心して製品を使い続けるポイントになります。

離乳食時の汚れ対策

ハイローチェアをお食事椅子として使う際、避けて通れないのが「食べこぼし」による汚れです。シートの隙間に食べカスが入り込んだり、水分が染み込んだりすると、後々の掃除が非常に大変になります。そこでおすすめなのが、あらかじめ「防水カバー」を併用することです。市販の撥水カバーをシートの上から被せておけば、サッと拭き取るだけで綺麗になり、洗濯の回数を劇的に減らすことができます。

もし専用カバーが用意できない場合は、大きめのバスタオルを敷いたり、汚れやすい足元や股ベルト周りにビニールを敷いたりするだけでも効果があります。また、テーブルは使った後すぐに水拭きし、乾燥させてから取り付けることで、カビや細菌の繁殖を防げます。離乳食期は毎日何度も使うものだからこそ、掃除の手間を最小限にする工夫を凝らすことが、ストレスなくハイローチェアをフル活用し、買ってよかったと実感するための秘訣です。

ライフスタイルに合う育児用品を選ぼう

「ハイローチェアがいらない」という意見もあれば、「これなしでは育児ができなかった」という声もあります。その違いは、製品の良し悪しではなく、ご自身のライフスタイルや住環境、そして赤ちゃんの性格にフィットしていたかどうかにあります。高価な電動モデルを選べば寝かしつけの負担が減る可能性は高いですが、もし部屋の広さや予算に合わなければ、それはストレスの元になってしまうかもしれません。

今回ご紹介したように、ハイローチェアには多くのメリットがある一方で、バウンサーやハイチェアなど、特定の用途に特化した代用品も存在します。大切なのは「みんなが買っているから」という理由で選ぶのではなく、今の自分たちが一番困っていることは何か、そしてそれを解決してくれる道具はどれかを見極めることです。一時的な流行に惑わされず、自分たちの生活動線や育児スタイルに寄り添ったアイテムを選んでください。

育児用品は、パパやママの心と体の負担を軽くするためのパートナーです。もし、寝かしつけで疲れ果てているなら電動ハイローチェアを、家事の間に安全に待機させておきたいなら手動タイプやバウンサーを、と目的を明確にしましょう。自分にぴったりの一台を選ぶことができれば、毎日の育児が今よりも少しだけ楽しく、軽やかなものになるはずです。この記事が、あなたにとって最高の後悔しない選択の一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

はじめて見る道具に目を輝かせる子どもたち。その成長のタイミングに合う玩具や学びって、意外と探すのがむずかしいもの。自分らしい子育てを大切にしたい方の、ヒントになればうれしいです。

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